アドバイザーの原田です。
先日、私が講師を務めているトレーナー養成の専門学校(専修学校専門課程)の卒業式がありました。
トレーナーといっても様々ありますが、この専門学校が育成するトレーナーとは、アスレティックトレーナーと、ストレングス&コンディショニングトレーナーの2種です。
アスレティックトレーナーとは、スポーツ選手を指導する者であり、外傷・障害・疾病の予防、外傷・障害・疾病の認知・評価、外傷・障害・疾病に対する救急処置、外傷・障害に対する施術、リハビリテーション、リコンディションニング、等をおこなう者です。アメリカではこの国家資格が存在し、それほど重要な業務を担当するものです(残念ながら日本にはそれに相当するような資格は存在しません。よって能力があればその職に就くことができますが)。
ストレングス&コンディショニングトレーナーとは、スポーツ選手に対して、パフォーマンスの向上のために思い通りに身体を動かせるように、身体パフォーマンスに関与するすべての体力要素を高めるように、エクササイズプログラムを作成し、指導する者のことです。
そのプロのトレーナーになるために2年間の専門課程を修了して、これからその社会に旅立っていく者達の卒業式です。もちろんこの職業に就くには並外れた努力が必要であり、そう易々と簡単に就けるものではありません。卒業後すぐにプロとして職業に就く者はおりません。今まで学んだあらゆる、知識・技術、をこれらからそれをどのように生かして自分のものとして身に付かせ、それを人にも認められ、いつかプロのトレーナーとして働くようになるまでさらなる自己研磨をし続けることが、学校卒業後も求められます。その職業に就く厳しさに多くの者が途中であきらめ他の職業の選択してまうのですが、こころざし強く努力を怠らない者は最終的にはそれを手にすることができるでしょう。
その彼ら彼女らの知識のひとつに、このカーツウエアでの加圧トレーニングの効果や必要性もあることでしょう(授業でカーツのことは教えてあります)。
・・また、来年度より私はこの専門学校のトレーナー学科学科長に復帰いたします(過去、’03年3月まで学科長でした)。そしてさらに、能力ある本物のトレーナーを養成教育し輩出したいと思っております。
写真は、卒業式後の謝恩会の一コマです。
では・