ニンニク注射

私がよく行く、とある病院の張り紙広告

.
 アドバイザーの原田です。

 ニンニク注射を打って来ました。私は、1〜2ヶ月に1回程度、このニンニク注射を打ちます。ちょっと疲労が溜まってきたなと感じたら、それ以上疲労が悪化しないように打ちにいきます。病院へ。
 ニンニク注射ってなんか、食品のニンニクをすり潰したものを血液(静脈)に入れるのはちょっとイヤ、といった感じで実際に打ったことは無い、っという方が多いのではないかと思われまする。が、ニンニク注射には食品ニンニクは一滴たりとも入っておりません。ニンニク注射の中身は「ビタミンB1」です。言ってみれば単なるビタミン剤です。そのビタミンB1を口・食道・胃・腸と経由してから体内(血液)に入れるのではなく、直接血液に入れるだけなのです。(細かく実際はビタミンB1ではなくその前駆体のアリナミンF(フルスルチアミン)というアンプル液を注射しています)。ビタミンB1は、人間が身体を動かすためのエネルギーとなる最も重要な糖質グリコーゲンをエネルギーに変換する際に必須な栄養素で、どんなに糖質(甘いもやゴハンなど)が身体にあってもこのビタミンB1が無いとエネルギーが生み出されません。よってその結果、疲労する、疲れやすい、疲れが抜けない、そして体調を崩す、となってしまうのです。糖質が身体から無くなる、といったことはほとんど起こることはありませんが、ビタミンBが身体から無くなることはしょっちゅう起こりやすいのです。それは、ビタミンBは水溶性の物質なので、尿や汗や息などに溶けるのですぐ身体の外に排出されてしまい、身体内に貯めておくことが出来ないからのなのです。ですので、そのビタミンBを身体に直接大量に身体に入れれば、その直後から身体が蘇ってくるのを感じてしまうことになるのです。で、全くニンニクは入っていないのにニンニク注射とよばれるのは、注射をするとニンニクのような匂いが自分の鼻に感じるからなのですが、これは他人までに匂うようなものではありませんのでご安心を。しかし栄養素的にはニンニク50個分に値する栄養が体内に直接入ります。また水溶性のビタミンですのでたとえ多量に摂りすぎたとしても身体に害があることはありません。足りなかった必要な分だけが使われます。身体に必要な栄養素で足りない部分を摂って補っていることなので、サプリメントと一緒です。とても良い◎!
 と、ニンニク注射はドーピング違反です。トップスポーツ選手は打ってはいけません。しかし、ドーピング違反なのだから身体によくないもの、といったものではないのです。このニンニク注射が違反になるのは、医療行為以外で身体に針を刺す(注射をする)といった行為が、血液ドーピングやその他注射行為によって人工的に競技パフォーマンスをアップされるなどのモラル違反などの悪いことに使われる可能性があるので、まとめて全て治療医療行為以外の注射行為を全て禁止する、といったまとめ事項に入ることから「注射する行為が禁止」になっているだけで、ニンニク注射の成分が身体に対して悪いもので身体に害があるといったものでは全くありません。ニンニク注射の中身はビタミンB1ですし、例えばその液を口から飲んでもドーピング違反にはなりません(しかしけっしてそのようなことはしないでくだされ・)。
 また最近、酸素カプセルもドーピング違反になりそうだ、とのことなのですが、これも上記と同様で、強制的に酸素を体内に入れるといったその行為が違反なだけで、酸素を強制的に体内に入れること自体は身体によくないものではなく、身体が良好となるものなのです。
(↑ドーピング、の項が少しややこしくて難解でしたか・・)

 もちろんカーツ加圧トレは、ドーピング違反ではありません。トップスポーツ選手から一般人まで、どんどん実施できるものです。成長ホルモンが多分泌されそれが身体により良い影響を多与えます。・・成長ホルモンを注射で身体に入れればドーピング違反になりますが。。

 では。