アドバイザー原田です。
昨日までスキーをしておりました。
いっしょに滑った方々は、アメリカの大学を卒業し日本でその道で活躍されている方々です。その道とは・・。
アメリカでは、スポーツ選手やチームに就く「トレーナー」に国家資格が存在します。正式名略語は<ATC>(Athletic Trainer, Certified)。日本語訳は「公認アスレティックトレーナー」。NATA(ナショナルアスレティックトレーナーズ協会)が認定するカリキュラムをNATAが公認する大学で受講し卒業し、NATAの厳しい資格試験を合格してATCとなり、AMA(アメリカ医学会)の認定のもと準医療従事者国家資格として認められます。スポーツ選手の身体管理をする専門家です。方々はその資格を有しており・・その道です。
一人の方はさらに、アメリカの<DPM>(ドクターオブポダイアトリックメディスン)の国家資格(医療従事者)を保有しています。DPM?なんて初めて聞く人がほとんどでしょう。日本には医師といえば、医師と歯科医師の2種しかありませんが、アメリカにはもう少し多くの種類の医師資格が存在しており、DPEは「足病医師」です。脛骨粗面(膝の下)から足指先までの超専門家で、その部位の外科的内科的を全て診て治療もする(もちろん手術もおこないますし、足底板インソール処方もする、他)エキスパートです(スゴイ)・・その道です。
と、そのような方々と滑れば、スキーを指導するときも医学的専門用語を使ったほうが本人達も分かりやすいようなので、「距腿関節の背屈を・・」「前足部の回内と距骨下関節の回内をして、股関節の内旋をしないように、股関節の外転を・・」「足部からのクローズドキネティックチェーンとオープンキネティック・・」・・などと伝えながらスキー指導をおこないました。(もちろん一般の方への指導にはこのような表現はいたしませんが・・)。本人達も「そのほうが分かりやすい」と一生懸命一つひとつの関節や動きを考えながら滑っておりました。
で、最後に立ち寄り「露天温泉風呂」に入って心身ともにクールダウンをして帰宅しました。私自身は露天風呂には月に数回入るようにしていますが、やはり心身の休養には最高なのです。露天温泉風呂最高フォー!
もちろん、加圧トレーニングを継続して実施していると体力向上するので、昨日まで滑ったあとの今現在、脚腰身体の筋肉痛などはありません。
写真は、<4DM>の「スキー」と「ストック」です。・・・なんてもちろんステッカーを貼っているだけですが・・。
では。