アドバイザーの原田です。
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舞妓(まいこ)ハン(さん)をみました。。京都にお住まいの方は身近なものなのかもしれませんが、東京人の私にとってはなかなか会う見る機会がなく、舞妓さんを見た、と言い切れるのは今回が初めてでした。
京都で、着物で白塗りの化粧で髪を結っている若い女性を全て舞妓と呼ぶのかと思っておりましたが、違っておりました。舞妓とは、芸妓(げいぎ)(=芸子)の見習いをそう呼ぶのです。芸子とは、踊りや音曲・鳴物で宴席でお客様をもてなす女性のことです。関東では芸者と呼ばれている方ですが、京都などの関西では芸子と呼ばれます。
その芸子になるために、修行を始めて1〜2年ほどで舞妓となり、その2〜3年後に晴れて芸子に成れる、といった舞妓とは芸子の前の期間を指し、だいたいが20歳前半で芸子になるそうです。ということは、約18〜22歳くらいの年齢の方が舞妓さんということか。関東ではその期間を半玉(はんぎょく)・雛妓(おしゃく)などと呼ぶそうです。その語も知らなかった。
昨日は京都の祇園甲部歌舞練場で「都をどり」をおこなっておりました(4/1〜30)。明治5年から始まったこの踊りの踊り劇は今回で137回目の歴史ある催しです。で、芸子・舞妓さんはこの都をどりに限らず、普段のお仕事も踊るわけですが、より良い踊りのために身体をケアしたり鍛えたりしているのだろうか、とのことが頭に浮かびました。ストレッチングは毎日しているのだろうか、バランストレーニングはしているのだろうか、またや筋力トレーニングもするのだろうか、走っているのだろうか。。というよりもそれらを的確にした方がよりよい踊りに結びつくのはもちろんです。身体を動かす仕事である芸子・舞妓の世界でも、身体をより良くするためのトレーニングをすることが当たり前のようになることが必要なことであると思われます。(といってももう既に多くの芸子舞妓さん達は日々トレーニングをしているのかもしれませんが・)。
多くの芸子・舞妓さん達が、お仕事(踊り)の後に着物からカーツウエアに着替えて加圧してクールダウンなんてものが、この世界で主流になったら効果的だし、凄いし、面白い・・。
ではまた。