ゴースト血管は怖い!毛細血管を活動させましょう

みなさんこんにちは。カーツスタッフのカツコです。
あっという間に「ONE TEAM」でたくさんの感動をくれたラグビー日本代表の活躍に沸いた秋が終わり、そろそろ冬に季節は進んでいますね。

この季節、かぜやなんとなく体調不良、冷えなど、カラダが様々な悲鳴を上げているのですが、注目していただきたい話題があります。
ズバリ「毛細血管のゴースト化」です。

毛細血管って、何??? ゴースト化って、何???

毛細血管は全身の血管の95%を占めています。
カラダ中の組織細胞に網の目状に張り巡らされ、栄養を届け、毛細血管内を流れる赤血球が酸素を供給し、組織から老廃物を回収・体外に排出する働きをしています。つまり、生きていくことそのものの活動を行っているのが毛細血管なのです。

残念なことに毛細血管は「ゴースト化」してカラダに悪さをすることが分かってきました。ゴースト血管とは、使われていない毛細血管のことです。
使われないと、酸素が供給されず、老廃物も溜まります。ゴースト化することで、骨粗しょう症やアルツハイマー病などの病気のリスクが高まったり、冷えや老け顔、薄毛になったりなど、表面にあらわれてくるものもあります。

ゴースト化しない、もしくはゴーストから見える化する!

これが今まさにやらなければいけない健康問題なのです。

加圧トレーニングのメカニズムの一番初めに書いてあるフレーズがまさに
「毛細血管が活性化されます」です。

他にもさまざまな効果がある加圧トレーニングなので忘れてしまいがちですが、これが本当に一番大切なポイントです。

加圧ベルトを適切に締めると、心臓へ戻る血液量が制限され、抹消の血液量が増えます。この増えた血液を流すためのルートが「毛細血管」なのです。
渋滞を起こした血液は、これまで隠れていたとても大切な道を開放して血液の通り道を確保します。まさに、毛細血管の活性化です。

加圧ベルトを締めると、手のひらが赤くなってきます。毛細血管の隅々に血液が循環された証拠です。
加圧ベルトを緩めると、すーっと赤らみが薄くなりますが、元の色よりも赤みが残っています。一度血液が巡ると、数時間は血流がよい状態が続くのです。
これを繰り返し行っていくことで、毛細血管のよみがえる数が増え、血行がよくなっていくのです。

適度な運動でゴースト血管はよみがえる!

医師が紹介している運動のなかで「かかと上げ運動」や「ランジ」がよく取り上げられています。かかと上げ運動では、第2の心臓と言われるふくらはぎの筋肉を動かし、ランジでは太もも周りの大きな筋肉を動かします。

加圧ベルトを締めながらこれらの運動をすると、効率よく効果を得ることが出来るのです。
かかと上げ運動は、30回を目標に行っていただくと、効果は約3倍!
30回出来ない方は、10回でも、30回と同じ効果を得ることが出来るのです。
また、ランジでは、膝に不安があったり、バランスが取りにくい方にとってはケガのリスクが高いので、沈み込む深さを少なくすることが望ましいです。
加圧ベルトを締めながら行う場合には、三分の一の深さでも効果を得ることが出来ます。

ご自分のカラダの状態に合わせて無理なく続けられるカタチで効果を出すために加圧ベルトがあると考えていただければと思います。
効果が見えないとなかなか継続しにくいと思います。が、カラダの細胞が変化を起こすには最低でも3か月かかります!
もちろん、その日にすぐに感じる効果もありますが、時間が経てば元に戻ってしまいます。本当に変化を定着させるには、ぜひ3か月続けてみてください。
3か月後のご褒美を用意しながら。。。

ちなみに私は、毎日加圧生活を15年以上続けています!
トレーニングというよりも、毛細血管がゴースト化しないように日々血液を巡らせ続けているというイメージでしょうか。