ベルトボタンの劣化を防ごう。

メンテナンスがなされた形跡のないボタンです。金属がボロボロに劣化しています。

こんにちは、カーツスタッフのウチヤマです。
会社にはいろいろな修理相談がきますが、ベルトのボタン取れもそのひとつです。

以前にも書きましたが、加圧ベルトについている金属のボタン(ウェアのバックルとジョイントする部分)は適度のメンテナンスと、保管方法で劣化を防ぎ、長く使用することができます。

人の汗の成分が空気中の酸素と水に反応しボタンの合金と合わさると(個人差があります。)、青緑の物質が生まれボタンの金属部分に付着していきます。これがボタンの合金を次第に劣化させ、そのうちにボタンの金属がボロボロに腐ってしまい破損してしまう原因となります。

これを防ぐにはボタンに付着した汗をすぐに乾燥させることです。加圧トレーニングは代謝を促進させるため意外に多量の汗をかきます。ベルトが汗で湿っているなと感じたら、トレーニング終了後にボタン部分を乾いた布でふき取ることをお勧めいたします。また汗で濡れたまま次回トレーニングまでバッグなどに入れたままにしますと、湿った状態のままの保管となり劣化を促進させる一番の原因となりますのでお避けいただきますようお願いいたします。

次回トレーニングまでは影干しが一番効果的です。こまめなメンテナンスを推奨いたします。

修理依頼のベルト。このようにならぬために、メンテナンスは重要です。