アドバイザー原田です。
18(土)、19(日)と、ジャパンアスレティックトレーナーズ機構(JATO)のシンポジウムに参加しました。
JATOとは、アメリカの国家資格である、NATA公認アスレティックトレーナー(ATC)資格保有者が組織する日本の団体です。現在、日本人ATCは約150人程度。その全ての方がJATOに入会して会員になるわけではないのですが(日本人ATCであってもJATO入会は自由)、その他、NATA国際メンバーもJATOに入会できるため(ATCではないが、NATA会員)、会員数は述べ約150人程度の組織です。
特別講演講師として、アメリカより、ATCの重鎮である、ドン・ロー氏をお招きしての、「現在のスポーツメディスンチーム・その管理者、ケア提供者としてのアスレティックトレーナー」と「職業としてのアスレティックトレーニング・過去を振り返って、将来を見つめて」の2タイトルとの講演がありました。ドン・ロー氏は、ATC資格認定試験開催第一回目合格者で1970年にATCを取得されています(今からなんと36年前です)。
その他は、日本人ATC・9人がスピーカーとして、アスレティックトレーナーに関わる様々な内容を講演されました。その後、スピーカーとのパネルディスカッションなどもおこなわれました。
現状・・このアスレティックトレーニングの専門家であるATCの方のほとんどが、「加圧トレーニングのことを知らないでしょう」、知っていてもその本当の成果を知らないでしょう。私は、5,6人のATCの方に加圧トレーニングのことを話したことがありますが、そのほとんどの方はやはり完全には信じきれないといった感じでいます(1名の方はカーツを購入して実践していますが)。やはり、アメリカの大学で学んできたスポーツ科学やスポーツ医学とは異なる理論のその大きな成果を、すぐには信じることは出来ないのでしょうね。残念。。こんなにスゴイのに。・・もっと啓蒙活動を・・と誰に言っているのでしょうか・・
写真は、JATO会長で日本人第一号ATC取得(1977年)者の鹿倉二郎氏の特別記念講演の風景です。
ではまた。