マダマダ雪


 アドバイザー原田です。

 競技スキー大会へ出場チーム選手のサポートにいってきました。
 29日〜31日に、新潟県のキューピットバレイ(スキー場)で、神奈川県高等学校スキー新人大会が開催されました。私がトレーナーをしているH高校スキー部が出場し、その選手へのサポートです。今回の大会は第23回(年目)で、高校3年生が引退したあとの、1年生・2年生のみで開催される、神奈川県高体連が主催する公式新人大会です。30日・回転種目と31日・大回転種目がおこなわれました。
 最近は東京では暖かな日も続き、もうスキーの季節は全く感じられないような気候で、私の車に履いているスタッドレスタイヤのゴムは、東京の道路を走る度に、ああどんどん消耗してゆくー、と感じながら走っておりました。と、この暖かさでは、どのスキー場でも雪が相当融けるてしまっているのでは、と思わせる陽気で東京を出発しました。関越自動車道を走っているとやはり雪なんかひとつも見えず、どこにいってしまったのだ雪は・と寂しく思いながらただひたすらアクセルを踏んで進んでいると、なんと!、関越「トンネルを抜けると雪だった」のです。雪がすんごく降っておりその後の行程中、車での往路も復路も、スキーでのゲレンデでも、ゆったりとの宿泊中も、大好きな露天温泉中も、全てが雪ゆきユキ降りの大振る舞いでした。とにかく雪国はやはり雪国だ、これなら夏にもありそうだ!?、と思わせるくらいでした。スタッドレスタイヤは、満足そうにフルにその機能が生かされておりました。
 肝心なトレーナー活動は、大会初日の前夜、選手にも露天温泉を勧めその入浴後に、モダリティ(物理療法)やコンディショニングチェックなどをおこない、さらに今後のオフトレの話しにもおよび、摂取してもらうためのビタミンを渡しなど等をおこない、翌日試合当日を向かえました。雪降るなかでの試合となり(視界10m程)、ワンピースで滑る選手はジャケットを脱ぎスタート待ちのちょっとした時間だけでも寒さが身にしみているくらいの吹雪でしたので、スタート直前には身振りで身体を動かすように指導をし、軽く腿を何度か叩いて刺激を与えてスタートをきりました。結果、一人の選手は総合優勝でした。他の選手も頑張ったのだがもうちょいだったのでした・・。

 加圧・・。大好きな露天温泉風呂入浴後、宿で団欒中に、同部屋の他校の先生と世間話しを始めると、いきなり「加圧トレーニング」はおこなってますか、と話してきたので、加圧トレーニングのことを良くしっているなー、と思いながら加圧トレーニングのことなど様々な話して過ごしたのです。そしてその後思い出したのですが、この先生のK高校の野球部は昨年甲子園に出場し、加圧トレーニングを導入していることで有名な高校野球部だったのでした。それは加圧のことは知っているわけだ・・。この先生いわく、学校先生の中でもカーツウエアを買って自宅でおこなっている人もいますよ、とのことでした。

 写真は、宿前で雪を落としてからゲレンデに移動し駐車場に停め、その約20分後の自動車の状態です。すぐ積もります。「まだまだ雪」がすごいのでした。視界に入るところは全て白の雪。雪の世界は心が洗われます・・