加圧ベルト、正しく締めていますか?

加圧トレーニングウェア<カーツ>のパンツのベルトループ(加圧ベルトを通すパーツ)の付け根が破れたり、ひどい場合はその周りの生地が破れてしまうといった内容の修理依頼を受けるケースがございます。
このケースの主な原因は、加圧ベルトが適正な位置に付けられていないことです。適正な場所とは股の付け根となります。(パンツを浅く履くのではなくしっかりと股部分を合わせます)

<カーツ>のベルトループは加圧ベルトが適正な位置に固定できるように設けられた大切なパーツです。基本的に圧は体の面に対して垂直にかかりますので、ループの端に極端に負荷がかかることはありません。
ここで加圧トレーニングウェア<カーツ>の脚ベルトの装着位置について写真をみながら説明したいと思います。

●画像A
加圧脚ベルトの悪い装着例です。ベルトが脚の付け根部分から離れ大腿四頭筋(太もも)に若干かかってしまっています。(股の部分が少し余っています)
●画像B
Aの状態でのベルトループの状況です。ベルトループに加圧ベルトが引っ掛かり下方向へ引っ張られ、ループ上部に強い負荷がかかっていることがわかります。(破れの一因)
●画像C
加圧脚ベルトの良い装着例です。しっかりと脚の付け根にセットされております。
●画像D
Cの状態でのベルトループの状況です。加圧ベルトがループを引っかけることなく浮いており、生地にも負荷がかかっていないことがわかると思います。

加圧ベルトを脚の付け根部分に正しく装着することで適正に血流が制限されトレーニングによる効果を得ることができます。
パンツを着用される際には、しっかりと履きこみ(股に余りがでないように)脚ベルトを巻く際には、ベルトループを通っているかを確認してください。
ループの端に極端に負荷がかかっていないか確認しながら締めていってください。
締める際にはイスなどに座って太ももと床が並行になるようにしながら締めることをお勧めしております。立った状態で締めるとベルトループの端への負荷が高まるケースが多くなります。

このような確認がお客様のトレーニングにも好結果をもたらすとともに、ご愛用いただいておりますウェアを長くご使用いただける要因にもつながります。
ぜひ一度ご自分のパンツの履き方、ベルトの位置、巻き方をチェックしてみてください。