みなさんこんにちは。カーツスタッフのカツコです。
加圧トレーニングは成長ホルモンの分泌を促進するトレーニングとして有名ですが、「成長ホルモンの素」を知っている方は少ないかも知れませんね。
成長ホルモンが生涯を通じて必要なホルモンであるというお話を前回させていただきましたが、「素」がなければ作られません。
成長ホルモンは何から作られているかというとたんぱく質なのです。
食事でしっかりとたんぱく質を摂って、運動した際には使われた分をきちんと補給する。このサイクルがカラダにとってとても大切なことなのです。
最近もテレビで「若い年代の方のたんぱく質摂取量が減ってきていることが問題」と話題になっていました。ダイエットのために食事量が減ってきているのですが、その中でも特にたんぱく質量の減少が顕著なのだそうです。
恐ろしい話を1つ。
ダイエッターに多い貧血。たんぱく質が減少すると、血液をつくる働きをするホルモンも減少します。なんとなく、だるい、疲れやすいという原因の1つに筋肉量の減少もあると思いますが、最も恐ろしいのは貧血かも知れませんね。
さらに、恐ろしい話をもう1つ。
たんぱく質の摂取が減り、筋肉量が低下すると、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームやサルコペニアなどのリスクが高まるのです。
知らないのと、知っているのとは大きく違いますが、実践しないと意味がありません。加圧トレーニングを行っている方はダイエット目的の方も筋力アップ目的の方も、たんぱく質の摂取、食事の中身を見直してみてはいかがでしょうか。