みなさんこんにちは。カーツスタッフのカツコです。
トレーニングの指導を行っていると「体調どうですか?」「何か変わったことはないですか?」「
疲労具合はどうですか?」などお客様のカラダについてうかがうことが多いのですが、「脳の疲労」の話を聞いてから「睡眠」についても伺うことが増えました。
寝ている間にカラダはいろいろな働きをしています。加圧トレーニングについて言えば「成長ホルモン」が分泌されカラダの修復を行ったり
仕事やプライベートが忙しくて夜更かしする生活が続いているというアナタ、さほど食べ過ぎた記憶もないのになぜか体重が減らない、いや、むしろ増えている、そんな怪現象に悩まされていませんか? ひょっとすると「モナリザ症候群」の疑いがあるかもしれませんよ。
「モナリザ症候群」とは、「Most Obesity kNown Are Low In Synpathetic Activity」という文章の頭文字を取ったもので「多くの肥満者は交感神経のはたらきが低下している」という意味。では、この「交感神経」とは何かというと、自律神経のひとつで、緊張・興奮を促すスイッチのこと。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、「昼の神経」とも呼ばれる「交感神経」はよく動く昼間に活発になり、またリラックスを促す「副交感神経」は夜に活発になります。しかし、昼過ぎまでだらだらと寝たり、あまり活動的に行動しないと、「交感神経」の働きが鈍り、脂肪の代謝がスムーズに行われず、結果やせにくい体になってしまうのだとか。
冬の間は、寒さゆえ何もせずぼーっと部屋にこもりがちですが、昼間にちゃんと活動的な生活を送ることで「交感神経」の働きを高めることができそうです。また、規則正しい生活を送っているものの、あまり体を動かす機会のないデスクワークの人は要注意。エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う、休憩時間に散歩する、スポーツを定期的に行うなど、日頃から体を動かす習慣を付けたいですね。