正しい姿勢で正しく筋肉を使うと効果アップ

正しい姿勢

  正しく筋肉を使っていますか???

体温を上げる一番効果的な方法が「筋肉を鍛えること」でしたが、「正しく筋肉を使う」とはどういうことなのか簡単にお話ししたいと思います。

ある動きをする時、本来使うべき筋肉を使わずに自分にとって動かしやすい別の筋肉を使ってその動作をすることがあります。これは「代償運動」と言ってごまかして動かしているということです。

これは無意識のうちに起きる現象ですので、鍛えたいと思っても正しい負荷がかからずその結果トレーニングも半減してしま残念な結果になります。

例を上げると、腕振りやスクワット。

腕振りは、肩の筋肉や肩甲骨が動けばよいのですがその部分が固まってしまって動きにくい筋肉になっていると体をねじることによって腕を振る代償運動が起こります。
(肘から先ばかりが動いている現象)

スクワットは、正しく股関節で動かせば大臀筋(おしりの筋肉)が鍛えられる運動ですが、膝で動かすと太ももの前やふくらはぎばかり発達して本来求めているカラダのカタチから遠のいてしまいます。

  壁を使ってチェック! 正しい姿勢できますか

PCCS STATIONで実際に行っている手法ですが、背中を壁につけるようにして立ちます。
肩が前に出ていたり(前かがみになったり)、腰と壁の間に隙間が出来ていないか(腰を反っていないか)、左右に傾いていないかなどをチェックしています。

「壁」という制限を加えると代償運動が始まるのです。
壁なしでは簡単にできるけど、壁があると無理!という方は要注意ですよ。
ご家庭でも試してみてください。
この正しい姿勢を身につけて、さらに「ドローイン」を行って体幹の筋肉を鍛えましょう。
1日1回は「正しい姿勢」にリセットする、ドローインを行う。これが様々な効果を得るための手軽な方法だと思います。

※ドローインを行う前に最大におへそを凹ませておへそ周りのサイズを測っておきましょう。トレーニングを積むとサイズがダウンして行きますよ!!