加圧で体温を上げる実践法 3

みなさんこんにちは。カーツスタッフのカツコです。

「体温を上げると健康になれる」というお話に関する新たな情報です。
最近テレビで取り上げられた「熱ショックたんぱく質」(Heat Shock Protein/ヒート ショック プロテイン)をご存知ですか。

体温を1〜2℃上げるとこの物質が増加すると言われており、増加した結果免疫力を高めたり、細胞の修復力を高めたり健康増進につながるというものだそうです。
試験管レベルの実験ですが、がん細胞をやっつけてしまうくらいの力を持った細胞だそうです。

体温を1〜2℃上げるのは大変!!
体温が上がればいろいろな効果があることはわかっていますがそれが難しい!!
基礎体温を上げるのはかなり長期戦です。が、今の体温を一時的に上げることでも効果があると言われていますのでここ注目したいと思います。

何をやれば体温があがるのか
一番簡単で早い方法は深い呼吸です。とにかく呼吸が深くできると体温は上昇します。
呼吸が浅い方は呼吸筋のストレッチやトレーニングを行うと改善できます。

【PCCS STATIONでも行っているおすすめストレッチ】
次に簡単な方法は運動です。一定以上の負荷がかかる運動(じんわり汗をかくくらい)を行うと体温が上がります。
そこで、加圧トレーニングが有効になってきます。
加圧して5分くらいでじんわり温かく、汗ばむ感じが出てくると思います。
血流を適正に制限して運動を行っているので、簡単な動きが細胞にとっては大きな負荷ストレスとなるのです。

そして、血管を若返らせることで体温が上がります。
運動によっても血管を若返らせることはできます。年齢とともに硬くなる血管も筋肉で出来ています。柔軟性のある血管を取り戻すには加圧トレーニングがおすすめです。
血管内皮細胞から一酸化窒素という物質が生まれて弾力性を取り戻すことができるのですが、これも継続的な運動、加圧トレーニングによって分泌されます。

加圧トレーニングでは何をすればよいのか
まずは硬くなっている筋肉をほぐすようなストレッチやトレーニングを行うこと。
そして、体がほぐれたところで2〜3種目のメニューをサーキット形式(2〜3種類のメニューを1セットずつ順番に行い、同じサイクルで3セット継続する)で行い、少し汗ばむ程度まで運動負荷を上げること。
※決して無理をしないよう体力に合わせて行ってください。
※参考となるメニューを収録した「加圧トレーニングDVD」があります。
 メニューの参考にしてみてはいかがですか。詳しくはこちらをご覧ください。

いつまでの健康で楽しい毎日を送るために、加齢に打ち勝つために加圧生活を実践していただければと思います。

◎腕に加圧を締めているときに行うと効果的です。

・手のひらを上に向けゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと吐き出します。

・息を吐ききったら、息を吸いながら両腕を前に伸ばし背中を丸めていきます。手のひらが合わさるようにします。
・息を吸いながら背中を丸めきったら、ゆっくりと息を吐きながら両腕と背中を元に戻します。

おへそを凹ませ、肩甲骨を外側に開く感じで、背中がボールになるようなイメージで行います。
背中の方にある吸う筋肉を伸ばす運動ですので腰を曲げずにお尻は突き出さないように注意しましょう。
肩甲骨まわりの筋肉がほぐれて気持ち良いと感じるくらいの回数をできれば毎日行いましょう。