加齢にともなって衰える筋肉とは 2

加圧ウォーキングによる筋肥大効果

みなさんこんにちは。カーツスタッフのカツコです。
前回の「加齢にともなって衰える筋肉とは」のお話いかがでしたか?
今回は、筋肉量を増やすために必要なトレーニングのお話です。

筋肉には「速筋」と呼ばれる瞬発力を発揮するための筋肉と、「遅筋」と呼ばれる持久力を発揮するための筋肉があります。
速筋は鍛えることによって太くなりますが、遅筋は鍛えても太くはなりません。よって、加齢に伴って「細くなっていく」筋肉は「速筋」ということになります。

速筋はどのようにしたら鍛えられるのか。
通常、最大筋力(1RM筋力)の80%に相当する負荷を使って8回x3セット以上行うとよいとされています。
これはかなりきついトレーニングで、さらに「加齢」というくらいですから中高年の方にはケガのリスクやトレーニング中に血圧があがるなどの危険も伴います。

そこで、負荷を軽くしても同じだけの効果が得られるトレーニングとして加圧トレーニングがあるのです。
80%1RMという負荷ではなく、加圧下では20%1RMで筋肥大を起こすことが知られていますが、最大の魅力は「速筋」を働かせることができる点です。遅筋はもちろん働いていますので一石二鳥のトレーニングだと言えますね。
加圧ウォーキングもただのウォーキングでは筋肥大は望めません。しかし加圧した状態で行うことで筋肥大が起きるので魅力的なのです。

★ここで忘れてはならないポイント!
筋肉量は加齢に伴い日々減少してきます。トレーニングで増加させてプラスマイナスゼロなのです。維持することがどれだけ大変なことなのか。何もしなければ減っていくだけの毎日を想像してみてください。

体重は減っているのにウエストは太くなっている!?という方は筋肉が減って脂肪が増えている典型的な状態です。
体改善をを食事だけで行うと簡単に上記の現象は起きてしまいますのでくれぐれも運動と組み合わせてくださいね。